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chapter,2 + 18 +

last update Date de publication: 2026-02-21 07:44:40

   * * *

 ――ジュウおにいちゃんは、あたしと“彼”が交わした約束を知らない。

 記憶は混濁しているものの、小手毬は自分が誰であるかを確かに識っていた。

 蘭子という名の雪之丞の正妻のことも、わずかながら思い出せてきた。

 雪之丞は彼女に小手毬の存在を匂わせることなく、逝ってしまったようだけど。

 だからあれだけ罵倒されても仕方がないと思った。けれど彼女は小手毬が何者なのか理解していたはずだ。そうじゃなければ彼女にあのような言葉を放つわけがない。

 そして雪之丞が小手毬に告げた“約束”のことも。

 ――ジュウおにいちゃんと結婚する、そう言っていたあたしは死んだんだ。

 あの事故が起こる前夜。

 一本の電話が小手毬の無邪気な願いを打ち崩す。

 彼との約束を反故にしないかぎり、小手毬は彼を幸せにできないと、知ってしまったから。

 罪滅ぼしに、自由を守
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  • 闇堕ちしたエリート医師は一途に禁断の果実を希う   epilogue

     言葉のわからない国の、ちいさな教会で、手毬は真っ白なウェディングドレスを着た。  出国時に菊花が用意してくれたシンプルなドレスは、亡き父である雪之丞が娘のためにと密かに用意させていたものだという。父親の記憶などほとんど覚えていない手毬だったが、ドレスを着て鏡の前で自分の姿を映した際に「ユキノジョーの、おじさん?」と驚いたような声をあげていた。  自由は自前のアッシュグレーのスーツにその辺に生えていた生花(ハーブ)のコサージュというシンプルな出で立ちだったが、白衣姿ばかり見ていた手毬には新鮮に映ったらしく、「ジユウ、かっこいい!」と大喜びしていた。「手毬もキレイだよ。ようやく、あのときの約束を果たせるな」 「ん。覚えていなくて、ごめんなさい」 「無理に思い出す必要はないよ。俺が覚えている」 教会に参列者はひとりもいない。ふたりの結婚を見ていたのは年老いた牧師だけ。  けれど、ふたりは満足だった。  壁を飾る色とりどりのステンドグラスは花をモチーフにしており、ユリやバラだけでなく、ガーベラ(雛菊)やスピラエア(小手毬)の花もある。小手毬の花だね、と自由が手毬に教えると、彼女は「しろいはななの、花言葉は“努力”……なんだか自由みたいなお花ね」と意外なことを口にした。  太陽の柔らかな陽射しを受けて微笑む手毬を見ていると、交通事故で死にかけたあのときのことが嘘みたいだ。「手毬が……小手毬だった頃、ジユウおにいちゃんのお嫁さんになる! って言ってくれたんだ」 「ジユウ、おにいちゃん?」 「俺たちははじめ、兄妹みたいな関係だったから。でも、いまは違う」 「いまは?」 兄妹だと口にしたら、彼女を混乱させてしまうだろう。  自由は優しい嘘をつきつづける。手毬の記憶が戻ってしまったら、すべてが水の泡になってしまうかもしれないけれど。  いまは、まだ。「ああ。いまの俺は、ひとりの女性として、手毬を愛しているよ」 そう言って、彼は手毬を抱き締め、キスをする――……   * * *  誰にも祝福されない結婚式を終えたふたりは、そのまま宿泊先ですべてをさらけだして、肌を重ねあって、ぬくもりをわかちあった。  唇をふれあわせて、互いの舌を絡めあわせて、わざといやらしい音を立てて、劣情を掻き立てる。  自由にふれられると

  • 闇堕ちしたエリート医師は一途に禁断の果実を希う   chapter,4 + 14 +

       * * *  戸籍から亜桜小手毬という名前が消えたため、彼女は「手毬」に名を改めた。  自由も「サダヨシ」ではなく「ジユウ」と彼女の前で名乗っている。兄妹であることは黙ったまま、自分たちは幼い頃から結婚を約束した恋人同士だと教えると、手毬は素直に納得し、それ以上問いただすこともなくなった。「じゃあ、ジユウ……さん?」 「そうだよ、手毬」 だが、たまに自由が彼女のことを小手毬と呼んでしまうため、「あたし、テマリ? コデマリじゃなくて?」と不安そうな声をあげることがあった。  そんなときは「コデマリっていうのはむかしの、小さいときの呼び名だったから……」と自由は淋しそうに微笑うのだ。 ふたりのもどかしいやりとりを見守っていた菊花は、彼女を諭す。 「貴女はもう小さな子どもじゃない。ジユウとふたりで新しい名前で生きていくの」  そう言われて以来、彼女は自分のことを受け入れ、「テマリ」と呼ぶようになった。  菊花を自分の本当の母親であることを知らない手毬だったが、彼女の言葉は不思議と乾いた土に染み渡る水のように素直に飲み込める。そのことを自由に伝えると「彼女は悪いひとじゃないけど、深く関わらなくていい」と窘められてしまった。  もしかしたら嫉妬、だろうか。手毬は首を傾げつつも、自由が嫌がるのならと、自ら菊花に近づくことをやめた。 陸奥と加藤木は地域医療センターへ戻ることになり、手毬のケアは自由ひとりで行うことになった。  ようやく彼は念願の彼女の担当医になれたのだ。    菊花が管理している施設で手毬は自由とふたりで過ごしながら、体力を回復させていく。  ときどき淫らな夢を見ておかしくなりそうになったけれど、自由にそのことを告白して以来、彼が毎晩気持ちいいことを教えてくれるようになった。 口づけだけでは物足りないと、火照った身体を曝け出して、自由を困らせることもたびたびあった。過去に包帯で拘束されたり目隠しされたりという奇抜な行為を教えられていた彼女は、それが愛し合う上でふつうのことだと認識していたからだ。記憶は消えたはずなのに、ふれられると思い出してしまうのは、薬による後遺症で身体が快楽を忘れられずにいるだけかもしれない。それでも自由にふれられることは彼女にとって極上の体験になっている。「手毬は俺だけのものだからな」 「うん」

  • 闇堕ちしたエリート医師は一途に禁断の果実を希う   chapter,4 + 13 +

     ――全身麻酔から覚醒した小手毬だったが、彼女は自分のことと、自由に関する記憶を失っていた。「麻酔の副作用で稀に意識障害を起こすことがある。一時的なものだと思うが、無理に思い出させると頭痛を引き起こす。交通事故の後遺症は寛解しているはずだが……精神的な要因の方がおおきいかもしれないな」 「せいしんてき、よおいん?」 「ああ。頭が痛いとか、そういうことは?」 「ないよ、いまのところは」 冷静に分析する陸奥と、なぜか彼になついている小手毬。  彼女は白衣姿の陸奥を見て「あっ、ミチノク!」と嬉しそうな顔をした。交通事故から覚醒した直後の、どこか幼さの残るたどたどしいしゃべり方をしている。  自由は苛立たしそうにふたりを見つめる。なぜ、小手毬は俺のことを忘れて、陸奥のことを覚えているんだ?  どうしてここにきて、小手毬が自分のこと、俺のこと、約束のことを忘れてしまったんだ?  自由は絶望よりも先に怒りで手が震えていた。「サダヨシ」 「母さん」 「彼女は生まれ変わったのよ。これから新しい土地で、ふたりで生きていくのでしょう?」 「でも」 自由はこんな結末を望んでいなかった。  幼い頃から約束をした小手毬と、幸せになるのだと思っていたのに、彼女は記憶を失っている。  戸惑う自由の姿は、まるで迷子になった子どものようだ。  陸奥の前でにこにこと会話をする小手毬だったが、自由と視線を会わせ、不安そうに瞳を潤ませた。「お、覚えてなくて……ごめん、なさい」 あなたのことを覚えていなくてごめんなさい。そう言って、小手毬は自由の震える手を握る。  あたたかい、生きている、ぬくもりを持った、手が、自由にふれる。  自由は彼女に手を取られた瞬間、瞳から涙をこぼしていた。 「お、俺のほうこそごめん。小手毬のせいじゃ、ない……俺は、隣でお前が生きていてくれれば、そ、それだけでいいんだよぉお……っ」  だから、そばにいて。  もう、その身体をほかの男にふれさせない

  • 闇堕ちしたエリート医師は一途に禁断の果実を希う   chapter,3 + 12 +

     陸奥が施した全身麻酔によって仮死状態にされた小手毬は雨龍によって死亡手続きをとられ、他のスタッフに気づかれる前に蘇生措置を開始、茜里第二病院から外へ出された。自由によって亜桜菊花が管理している施設へ運ばれた小手毬は、離れの部屋で眠らされている。  ピンクのカーテンに猫脚の学習デスク、カントリー調の家具が並べられたこの部屋は、まるで子供部屋のような雰囲気があった。その片隅に、小手毬が眠る医療用ベッドが置かれている。  静脈から点滴された麻酔の効果は通常三時間ほど。いまはまだ自力呼吸をするのが難しいため、小手毬の顔には酸素吸入器がつけられている。  自由はこんこんと眠りつづける彼女の横顔を飽きることなく見つめていた。シーツからこぼれるふわふわの髪を撫でながら。 交通事故から奇跡の生還を遂げたときは、傍にいられなかったけれど。  今度こそ、彼女が目を覚ましたときに……「小手毬……俺と一緒に来てくれると言ってくれて、ありがとう」 自由は瀬尾を殺し、小手毬の処女を奪った。小手毬の死を偽らせた後、誘拐し、悪人になった。  亜桜小手毬という名前はもう使えないが、自分の母親のように名を変え姿を隠して生きつづけることは可能だ。もう“女神”の“器”として“諸神信仰”を盲信する人間たちに調教されることも追われることもない。  死にたがりの彼女に「亜桜小手毬は死んだんだよ」と教えたらどんな顔をするのだろう。彼女のことだから、新しい名前を名乗ることになっても、住む場所を変えることになってもきっと、自由の傍にいて笑ってくれる。そう思いたい。「たとえ“女神”に罰せられるとしても、俺は小手毬を守るからな」 母の雛菊は菊花と名を変え、なに食わぬ顔をして生き延びていた。すでに“女神”の“器”としての仕事をやり遂げた彼女は、諸見里の家に戻ることもなく、結婚することは叶わなかったが愛する雪之丞の傍にいることを選んだ。小手毬も母親のように自由に囲われて、監禁されても喜びそうな気がするが、自由は幼い頃にした約束を果たしたいから、この国から脱出することを決める。  きょうだい同士でも法的に結婚することが可能な国があるという。そこ

  • 闇堕ちしたエリート医師は一途に禁断の果実を希う   chapter,4 + 11 +

     茜里病院から車で一時間ほどの場所に、その施設はあった。  かつて桜庭雪之丞が私財を投じて建造させたという石造りの養護福祉施設。俗にいう高級路線の高齢者施設、老人ホームである。  だが、そこで悠々自適に暮らしているのは老人ばかりではない。離れには若年向けのスペースがあり、会員制の保養所として開放されている。「この施設も、桜庭雪之丞が残した“隠し遺産”なのか?」 「そうよ。名義は別のひとが持っているけれど、あたくしが管理一般を任されているの」 亜桜菊花と名乗った女性は、周囲をきょろきょろ見回す陸奥を興味深そうに観察している。交通事故で瀕死の状態だった小手毬を救った麻酔科医は、彼女が抱えていた闇を知り、この騒動に巻き込まれてしまった可哀想なひとだ。幸い、“諸神信仰”のために“女神”を利用し金を巻き上げる宗教団体に目をつけられることはなかったようだし、取引次第ではこちらの味方でいつづけてくれるだろう。息子と娘が想いあっている限り。  亜桜雛菊という、戸籍上は死んでいる小手毬の母は雪之丞のちからで新たな名を手に入れ、世間から隔離されたまま彼に囲われることになった。雪之丞の死によって自由になった菊花は、“女神”の“器”となる宿命を持つ娘の行方を調べ、彼女が亜桜家にいた頃の自分と同じ道を辿ろうとしていることに危惧を抱く。  雪之丞が生きていれば小手毬が“器”として覚醒する必要はなかったが、彼の死によって彼女は新たな医療行為――調教を受けることになってしまった。  交通事故で女性としての機能を止めてしまった彼女は、瀬尾の手で淫らな“女神”となるよう洗脳されていく。“審判の日”に権力者と契りを結び、“器”としての本領を発揮するそのために。密かに“諸神”の加護を求める男たちを、菊花は調べあげる。そのなかの有力候補に、雪之丞や雛菊とも縁のある茜里病院の後継者、赤根雨龍がいた。  菊花は雨龍に近づき、彼を見極めようとした。  それとほぼ同時期に、“彼”が現れた。地域医療センターの職を辞し、姿を消した実の息子――諸見里自由が。『匿ってくれませんか、母さん?』 彼がこの場所をつきとめられたのはきっと、蘭子の協力があっ

  • 闇堕ちしたエリート医師は一途に禁断の果実を希う   chapter,4 + 10 +

    「バレたらどうするつもり?」 「バレても彼らは黙って指を咥えているしかないの。なんのために大金を病院側は出してると思う?」 「……口止め料」 「せいか~い」 あえて茶化すように言葉を紡ぐ加藤木の図々しさに天はがっくりと頭を垂れる。  彼女は部外者でありながら、いや、部外者だからこそ、ここまで自ら手を汚すことなくやりきったのだ。これが天だったら、亜桜菊花と手を組むなど考えもしなかっただろう。「母は娘の幸せを願ってる。たとえそれがこの土地で禁忌と呼ばれる兄妹同士の恋愛であっても」 「加藤木先生はそのことについてどう思っているんだ?」 「菊花自身、一度は雛菊という名前で嫁に出たが異父弟である雪之丞との大恋愛をしている。ふたりの関係が公になることはなかったが、雪之丞は生涯菊花という女を囲い続けた……それもまた愛の形なのでは?」 はぐらかさないで、と言おうとして、天は泣き笑いの表情を浮かべる加藤木を前に硬直する。「ジユウくんはすべてを擲ってでもコデマリちゃんを手に入れようと動いた。彼女もまた、それに応えた。この先ふたりが待ち受けているものが何かはわからない。わたしも知らないし、知る必要はないと思うんです。ただ、わたしはジユウくんの危険なまでの一途な姿を応援したかった」 「それだけ?」 「コデマリちゃんがずっと彼を想い続けている姿も見ていた。ふたりを阻む障壁を壊したかった。だけどその結果、ナラシノ先生の復讐は叶わなかったわね」 「……私はいいんだよ。亜桜小手毬が死んだのなら赤根一族が血眼になることもないから」 いちどは小手毬を自由から引き離すことが叶った。想定外の交通事故で。  だが、その結果、自由は小手毬を救おうと、道を違えた。それは諸見里の家を棄てるという彼なりの選択だったのかもしれない。  あの家は過去に“女神”に去られて没落した。“女神”は赤根一族の“冬”で彼女の異父弟である桜庭雪之丞に加護を与えた。諸見里と赤根は表面上仲良くしながらも水面下では確執を抱いていた。天は“女神”の“落とし子”である自由に興味を持った。けれど彼の傍には“女神”が“器”にしようとしている小手毬もいた。

  • 闇堕ちしたエリート医師は一途に禁断の果実を希う   chapter,2 + 3 +

       * * * 「ふぅん。それで、キミはどう思ったんだい?」 「どうにもこうにも。オレはあくまで看護師であって、医者ではないからなんとも」 「医者である私がいいと言ってるんだ。言いなさい」 「天は強引だなぁ」 病院内の食堂で、ピンクの白衣を着た女医と、看護師の男性が並んでいる。ふたりの名札には「楢篠」の文字。彼らが夫婦であることは周知の事実だ。  今日の定食のおかずであるブリの照り焼きに箸をつけながら、楢篠天ははぁと溜め息をつく。  病院というのは意外と出会いの少ない職場

    last updateDernière mise à jour : 2026-03-21
  • 闇堕ちしたエリート医師は一途に禁断の果実を希う   chapter,1 + 9 +

       * * *  珍しくその日は朝から雪が降っていた。  窓の向こうでちらちらと舞う粉雪を横目に、陸奥はしんと静まりかえった病室に足を踏み込む。  毎日のように病室に訪れていた騎士のような青年も、抱えきれないほどの花を持ってきていたオソザキと呼ばれる女性も、今はいない。 適度な室温に保たれて入るが、その部屋の主は酸素吸入器をつけたまま眠っている。  窓際の飾り棚には、オソザキが持ってきたのだろう、水仙の鉢植えが並べられている。白い清楚な花が、ほのかに香る。薫香が、周囲にまとわりつくように陸奥へ届く。 常に花に囲まれた個室。ひとり眠りつづける少女。どこか現実離れした雪景色。

    last updateDernière mise à jour : 2026-03-17
  • 闇堕ちしたエリート医師は一途に禁断の果実を希う   閑話 Love Anesthesia ~ i f ~ (5)

    「小手毬ちゃん?」  ナラシノではない女性の声が、あたしを呼ぶ。ナラシノが知り合い? とあたしに目配せをする。あたしは何も言わずに彼女を凝視する。  鈴の音のような、澄んだ女性の声。「無事に退院したって早咲あのひとが言ってたからどうしているのかなって思ったけど……元気そうで、よかった」 元気? 何を言っているのこの人は。あたしから元気を奪ったのは、あなたでしょ? 懐かしいと思うと同時に、隠していた憎しみが顔をのぞかせる。  二年前の交通事故で、あたしをはねた加害者。そのことに関しては充分な損害賠償を払ってくれたからもういいと親は言っていたし、あたしも彼女に誠意を持って償われた

    last updateDernière mise à jour : 2026-04-05
  • 闇堕ちしたエリート医師は一途に禁断の果実を希う   chapter,3 + 1 +

     病院は自分の庭だった。  天の実家は県内北部に位置する茜里総合病院。通称「蜻蛉(とんぼ)病院」。  上空から見下ろすと病院の建物の形が蜻蛉が羽を拡げているように見えるからだと言われているが、「赤根家」の「秋」の人間が創設したからアキアカネが転じて蜻蛉になったという説もある。 赤根家といえばこの町では五本の指に入る大地主の一族で、先祖が「春夏秋冬」の分家を作り、それぞれの分野へ勢力を拡げていた。「春」は農畜産業、「夏」は重工業にテクノロジー、「秋」は医療福祉、「冬」は政治経済などなど……昨今では分家ごとの特徴も薄れ、それぞれが起業したり伝承を継いだりと時代に併せて生き残っているものの

    last updateDernière mise à jour : 2026-04-05
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